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解ける!わかる!保育士試験☆音楽理論⑭和音の移調!コツをつかめば意外と簡単

この記事は約4分で読めます。

保育士試験・保育実習理論で出題の多い「和音」を「移調」する問題の解き方について、解説します!

和音の移調は、コツさえつかめば、かんたんです(*’▽’)

一緒にがんばりましょう♪

「和音」の移調問題とは?

保育士試験・保育実習理論問4では、「和音」を移調する問題が出題されます。

「和音の移調」問題は、「指定された和音」を指定された「音程」で移調する問題。

保育実習理論問4「和音の移調問題」の傾向

  • R6前期:「F、Am、B♭6」を短3度下に
  • R5前期:「F、Cm、C7」を短3度下に
  • R4前期:「G、D7、C」を完全4度上に
  • R3後期:「D、E♭、A7」を長2度上に

保育実習理論問4「和音の移調」問題では、「鍵盤上でどの音になるか」までは、問われないことが多いです。

うぱみ
うぱみ

和音の基本的な知識は必要ですが、和音の構成音を正しく導き出す必要はないので、やり方さえわかれば、解きやすい問題、と言えます。

「和音の移調」のイメージ

「和音の移調」とは、何なのでしょうか。

令和6年度前期試験・保育実習理論問4を解きながら、考えていきましょう♪

R6前期 保育実習理論 問4

次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、最高音が歌いにくそうであった。そこで短3度下げて歌うことにした。その場合、下記のコードはどのように変えたらよいか。正しい組み合わせを一つ選びなさい。

和音「F」を短3度下に

①和音「F」は、「ファ」を根音(こんおん)とするメジャーコード。

※「根音」の意味や「メジャーコード」が何かわからない方は、こちらの動画を見てください♡

②指定された「音程」で移調します。

今回は、「短3度下」なので、構成音全てを「短3度下」にします。

③答えは、「D」になります。

音程が不安な方はこちらを見てください♪

和音「Am」を短3度下に

①和音「Am」は、「ラ」を根音とするマイナーコードです。

②「ラ」を短3度下にすると「ファ#」、同様に「ド」と「ミ」も短3度下にします。

③できた和音は、「ファ#」を根音とするマイナーコード「F#m」です。

和音「B♭6」を短3度下に

「B♭6」もやってみましょう。

「6ってなんだよ?!」って思いますよね。私もこの和音は初めて見ました。

 

うぱみ
うぱみ

しかしながら、大事なのは根音を表す「B♭=シ♭」であって、「6」はそこまで大事ではありません。

落ち着いて解きましょう!

 

解き方、こんな感じです。

①根音は、B♭=シ♭

②「シ♭」を短3度下へ動かすと「ソ」

「6」は、根音「B♭6」に対し、第3音・第6音の音がどの位置にあるかを表しています。

根音と第3音・第6音の関係は移調をしても変わりません

なので、第3音・第6音が何であろうと、根音の「B♭」だけ「短3度下」に移してあげればいいのです!

うぱみ
うぱみ

実際、「シックスコード?」の構成音が保育士試験で問われることはないので、深入りはやめましょう。

③「ソ」根音を根音とする和音「G6」

「ソ」は、「G」にあたります。

「G」の後ろに「6」をつけて「G6」となります。

「根音だけを動かす」を徹底してください

「和音の移調」問題の解き方のポイント

「和音の移調」の感覚がつかめてきたでしょうか?

「和音の移調」の解き方を整理してみますね!

根音

まず、「根音」を復習しておきましょう。

和音には必ず「根音」があります。

コード「F」は、根音「ファ」です。

コード「B♭」は、根音「シ♭」です。

和音は「根音+音の組み合わせ」で解く

和音は「根音」と「組み合わせ方」でできています。

#(シャープ)や♭(フラット)までが根音です!

「移調」で変わるのは「根音」だけ

移調をしたときに代わるのは「根音」のみ。

「音の組み合わせ方」は、移調をしても変わりません!

「根音」だけを、「短2度下」にします。

まとめ

つまり「和音の移調」は、

  1. 根音をドレミに直す(B♭=シ♭)
  2. 根音を指定された音程で移調(シ♭→短2度下→ラ)
  3. ドレミをABCに直す(ラ=A)

の3ステップでできます♪

初めに解いた「R6保育実習理論」の問題もこの手順で解いているので、確認してくださいね♪

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