絵画の練習って何から始めたらいいかわからない!って方。
まずは、きれいな「○」を描く練習から始めてみましょう。
丸から表情へ
絵の上手な人は、「○」を描くのが上手です。造形・絵画の絵の描き方を紹介しているサイトさん、色々見ていますと、絵のうまい方って例外なく「○」がきれいなんです。
- きれいな形の○を
- イメージした大きさで
- イメージした位置に
描くことができるようになると、「子どもの大きさが描くたびに変わってしまう(T_T)」を防ぐことができます。
まずは、きれいな○が描けるように練習してみましょう☆
なるべく同じ大きさできれいな○を描こう
大きさや形を意識して、きれいな○を描く練習をしてみましょう!
○の大きさは、直径3cm前後くらいの○を練習しておくといいですよ。
☆実際、本番で19cm×19cmの中に人を描く時、頭の大きさを3cm前後にすると大きすぎず、小さすぎず絵に収まるからです✿
◎絵の練習 表情 ←一応、pdf用意してみました。wordで作った簡単なものですが、3cm、2.5cm、3.5cmの円を練習することができます(*^^*)
初めは、いびつになってしまうものです。
練習あるのみです!
十字のラインを薄く入れよう
漫画とか、イラストとか描く人が、下描きで十字のライン(ガイド)を入れているのを見たことがあるかと思います。
顔の向きを決めるのに参考になる線です。
いきなり使いこなすのは難しいですが、顔のパーツのバランスをとるときにあると便利ですので、この後の表情の練習と合わせてやってみてください。
いろいろな表情を練習してみよう
先程描いたライン(ガイド)を使います。
基本は、横線の上に目、縦線の真ん中に口の中心がくるように描きます。
まずはにっこり笑った顔から練習してみましょう。
過去問分析でも紹介しているとおり、出題の9割は「楽しそうな様子」です。
いろいろな表情を自由自在に描けるようになれば、それは素晴らしいことですが、時間のない人、絵の苦手な人は、とりあえず笑顔をいろいろな顔の向きで描けるように練習しておきましょう。
輪郭や髪型を描こう
輪郭や髪型もいろいろ試してみましょう。やっていくうちに、描きやすい、自分にあったやり方が見つかるはずです。
人によっては、「輪郭→目→口→髪型」の方が描きやすい人もいれば、「髪型→輪郭→目→口」がいい人もいます。
正解はありませんから、ご自身のやりやすい方法を見つけてください。
イメージした位置にイメージした大きさの○を描く
私が苦労したのは、「二人並んだ同じくらいの年の子」を描きたいな~と思っているのに、同じ大きさの子を描けなかったり、頭の位置はそろっているのに腰や足の位置がずれてしまったりしたこと。
そもそもの原因は、思った位置に思った大きさの○を描けないことでした。
二つ並んで同じ大きさの○を描くのって、絵の苦手な人には難しいです。
私もたくさん練習しました。
イメージした位置に、イメージした大きさの○を自由自在に描けるように訓練をするのって、大事です!
これができるようになると、頭の中でイメージした絵を紙の上に再現するのが、どんどん上手になりますよ!
まずは、最初にやった○を描く練習に戻って、等間隔で(間隔を意識して)、同じ大きさの○を描く練習をしてみましょう。
慣れてきたら、○を斜めや上にずらして描いてみましょう。
間隔を意識して、ねらった位置に、ねらった大きさの○を描くようにします。
描いた○の中に、向き合って話す様子や、笑う様子を練習するといいですよ。
ローマは一日にして成らず。
○を操るのも一朝一夕にはできません。
絵を描く練習の合間に、意識して○を描く練習をしてみてください(^_<)☆
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