保育士試験「保育原理」「教育原理」でよく出題される「学習理論」。
今回は、保育士試験での出題の多い
- デューイの問題解決学習
- ブルーナーの発見学習
- ブルームの完全習得学習
について、それぞれの学習理論の内容、「問題解決学習」「発見学習」「完全習得学習」の違いをわかりやすく解説&人物と関連させた覚え方を紹介します。 

ごちゃごちゃになりやすいので、ここでしっかりまとめておきましょう(^o^)
動画で学習♪
教育原理で出題される重要人物(デューイ、ブルーム、ブルーナー)について、動画でも確認できます☆
重要な学習理論
重要な学習理論のキーワードを、過去問と一緒にチェックしましょう。
デューイの「問題解決学習」
- 経験、生活
- 実験学校
- 問題解決学習


こんな籠持ったおじさん、問題あり?いやいや問題ない!解決〜♪
デューイは、「子どもたちは、自分で発見したい、自分で作りたい、自分で表現をしたい、話をしたいといった欲求を持っている。
それを、学習の中で活かすことが大事!それこそが民主主義の基本である」と考えました。

「教育の中心」を「教師」や「教科書」ではなく、「子ども」にしたことが当時はとても画期的だったようですね。
デューイは、キルパトリックやパーカーストにも影響を与えています。

経験重視「問題解決学習」
問題解決学習は、ただ上から教え込むのとは違い、問題解決の過程を経験させる学習法です。

問題解決の過程を通して、法則の理解や科学的思考の方法・能力の習得を図ります。
今から100年以上前に、彼の教育法を実践するためにシカゴに建てられた「実験学校」は、後に「デューイスクール」と呼ばれるようになりました。 問題解決学習は
- 子どもたちが興味や関心を持って課題に取り組むことができる
- 思考力、想像力、問題解決の力がつく
などの利点もあるのですが、
- 授業を考えるのが大変
- 授業の進みが遅い
- 日常生活から離れた抽象的な内容について学習するときに困る
など、経験主義のカリキュラムでは、限界がありました。
そんな折、アメリカよりも先にソ連が人工衛星を打ち上げるという出来事が起こります(1957年スプートニクショック)。

ブルーナーの「発見学習」
- 発見
- 構造

ブルーナーは2016年に亡くなりましたが、100歳まで生きました。
ちょっと雰囲気、日本のおじいちゃんっぽいですね。
ブルーナーといえば、ディック・ブルーナの絵本に登場するミッフィー!?

ということで、ミッフィー大好きなブルーナー、たくさんのうさぎの中からミッフィーを見つけたよ!え?どの子?!ってイメージの語呂合わせです☆
「どの教科」を「どの子にも」教えられる?
↑著書『教育の過程』からの出題 学習優位説の考え方に「レディネス」というものがあります。
学習の準備段階のことで、レディネスができていれば学習も成立しやすくなります。
ブルーナーの「どの子どもにもどの教科を」というのは、極端に言えば、方法次第で幼稚園児にも高校の内容を教えられる、ということです。

「発見」と「構造」で学習にわくわくを!
ブルーナーは、学問の「構造」を重視しました。
「構造」とは学習する事柄の本質、物事の関連性です。

そして、構造を学ぶとき、教師が教え込むのではなく、「発見」によって子ども自身が学び取ることが大事!とブルーナーは考えました。
次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。
重要な要素は、発見をうながす興奮の感覚であるように思われる。ここで発見というのは、以前には気づかれなかった諸関係のもつ規則正しさと、諸観念の間の類似性を発見するということであり、その結果、自分の能力に自信をもつにいたるのである。科学や数学の教育課程を研究してきたいろいろなひとびとは、生徒が独力で発見する力がつくように導いてゆく胸をわくわくさせる順序で教えることによって、学問の基本的構造を生徒に提示することが可能であると主張している。
正答:ブルーナー(Bruner, J.S.)
ブルームの「完全習得学習」
ブルームはブルーナーとほぼ同じ1960年頃に活躍した人物です。
- 完全習得学習
- 評価

プルーンにうるさいブルーム「このプルーン、まじうまい(・∀・)」的な語呂合わせ。かんぜんでしゅう→かんぜんしゅうとく
完全習得学習(マスタリーラーニング)

3段階の評価(最重要は・・・?)
ブルームが重視した「評価」について。重要なので。
- 診断的評価 学習のはじめでの評価。これから学習する内容について、その準備(前段階)ができているかどうかをチェックし、その後の指導の計画を立てる。
- 形成的評価 学習の過程での評価。学習中の子どもの発言やノートなどから理解度を探ったり、小テストを行ってチェックしたりする。
- 総括的評価 一通りの学習が終わったあとのまとめの評価。単元テストや期末テストなど。

- 形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものである。 →〇
- 学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができる。 →〇
- ブルーナー(Bruner,J.s.)は、形成的評価を組み込んだ完全習得学習(マスタリー・ラーニング)という授業モデルを提唱した。 →×
ブルーナーとブルームの見分け、つくようになりましたか?
学習理論ミニテスト
学習理論 +αミニテスト
デューイ、ブルーム、ブルーナー、ときどきスキナー、モンテッソーリのミニテストです。



コメント
うぱみさん!!ありがとうございますっ!!
ちょうど教育原理の学習理論で行き詰まり、昨日からヤル気なくしてました。
タイミング良すぎて、思わず叫びました(⌒‐⌒)
やはりうぱみさんのは、安定のわかりやすさです。
似顔絵も可愛くて頭にすんなり入りました。
すごいです❗
本当に嬉しくて。ありがとうございます❗
この勢いで頑張ります。
取り急ぎお礼を
お忙しいのにいつもありがとうございます
ちょこさん、コメントありがとうございます(*´∀`)
こんな絵でも、お役に立てて嬉しいです♡
勉強、頑張ってくださいね〜❀
教育基本法と学校教育法の違いを調べているときに、このブログに出会いました。
どのページも、超人気塾講師の授業を受けているみたいにわかりやすいです。
しかも、面白いので学習意欲がわきます。
試験まで残すところ2週間、もっと早くに出会いたかったなー。
でも、まだ2週間あることを喜ぶべきですね。
本当にありがとうございます。
なきこさん、コメントありがとうございます♡
わかりやすいと言っていただけて、とても嬉しいです(●^▽^●)
試験勉強頑張ってください~☆
こんばんは!4月に原理、心理、食、保健、実習の科目のみ受験、なんとかゲットしました。残すは、10月に教育、社会養護、社会福祉、児童家庭・・・を受験しようと思っていますが、難しいのばかり・どう覚えたらいいのかもわからず・・・と勉強も止まってしまいました。
が!こちらのサイトが言葉もかみ砕いてあって自分の経験と近い言葉のたとえとかあって、とてもわかりやすく、「!なるほど」と、すーーと入ってきます。ほんと、助かります。
ミニテストや直前テストなどバンバン活用させてもらいたいと思っています。
これからもよろしくおねがいします(⋈◍>◡<◍)。✧♡
くうたんさん、コメントありがとうございます!
福祉系は範囲が広くて難しいですが、まだまだ時間があるので、一緒に頑張りましょう♡
現在は、新保育所保育指針対策の方の記事作成を主にやっているので、しばらくこちらのサイトは更新できないかもですが、落ち着いたら秋に向けて更新していく予定なので、ぜひご活用ください◎
こんにちわ!
次回の試験、教育原理の合格を目指して、頑張っております。
解説がわかりやすく、活用させてもらっています。
問題解決学習、発見学習、完全習得学習の違い&重要人物語呂合わせのミニテストですが、完全習得学習の候補がブルームが2か所あります。
間違いなのかな?
よろしくお願いします。
ぼっくんさん、コメントありがとうございます☆
「ブルーム」二つありましたね(゜o゜)すみません。
ブルーム・ブルーナー・ブルーナに直しました。ありがとうございます♡
うぱみさん
こんにちは。保育実習理論の音楽のところでつまずいてこちらのブログにたどり着きました。問題解決学習、発見学習、完全習得学習の違いもぼんやりとしかおぼえていなかったのですが、こちらのブログでスッっと頭に入ってきました。仕事と育児しながらの試験勉強で、記憶力もどんどん悪くなり(!)、半ばあきらめかけていましたが、もう少し頑張ってみようという気になりました、ありがとうございます。
おけいさん、コメントありがとうございます!
お役に立ててうれしいです♡
頑張ってくださいね(*^▽^*)
まさに混乱してつまり、検索してたどりつきました!
わかりやすさに感動しました!!
ありがとうございます!
ぬぐさん、コメントありがとうございます♪
ぜひ、得意分野にしてください(*´▽`*)☆