保育士試験「子どもの食と栄養」では、「糖類」に関する問題がよく出題されています。糖類は種類が多いので、理解しやすいように今回は、糖類の中で、赤ちゃんの脳の成長にとってとっても大切な単糖類「ガラクトース」と二糖類「ラクトース」について解説します。
単糖類 | ブドウ糖(グルコース) | |
果糖(フルクトース) | ||
ガラクトース | ||
二糖類 | 麦芽糖(マルトース) | ブドウ糖+ブドウ糖 |
ショ糖(スクロース) | ブドウ糖+果糖 | |
乳糖(ラクトース) | ブドウ糖+ガラクトース | |
多糖類 | でんぷん(植物) | ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖・・・・・・・ |
デキストリン(でんぷんを加水分解) | ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖・・・・・・・ | |
グリコーゲン(動物) | ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖+ブドウ糖・・・・・・・ |
動画で学習♪
二糖類:ラクトース(乳糖)
グルコース+ガラクトース
「ラクトアイス」の「lact」です。
◎語呂合わせ◎
ふたこぶラクダ、グルが楽
(二糖類、ラクトース、グルコース+ガラクトース)
ラクダに乗って歩いていると、ぐるっと回るのも楽だな~✿的な?
「ふたこぶラクダ」をイメージしてくださいね!
母乳や牛乳に含まれています。赤ちゃんにとって、重要な栄養源です。
甘さ控えめ・・・らしいですが、実際私、自分の母乳なめてみたら激甘でした(;一_一)
ラクトース過去問
乳糖は、フルクトースとガラクトースが結合した二糖類である。 (H29前 子どもの食と栄養)
正答:×
乳糖→グルコース(ブドウ糖)とガラクトースが結合した二糖類です。
単糖類:ガラクトース
「ラクトース」の構成成分で、脳や神経組織に多い「糖脂質」の構成成分です。
語源は、ギャラクシー(銀河)=ミルキーウェイ(天の川)から来ています。なんだかロマンチックですね!星の粒粒をイメージすると「ガラクトース=単糖類」と頭に入りやすいと思います。
ガラクトース→グルコース
人の体は、ガラクトースをそのまま使うことができません。なので、肝臓で「グルコース」に置き換えて使います。
グルコース→ガラクトース
血液中のグルコースが増えすぎて良くないな~ってときには、グルコースの一部をガラクトースに替えることで、血液中のブドウ糖濃度を一定に保っています。
また「乳糖(ラクトース)」は母乳の主な成分の一つですが、母親が「乳糖(ラクトース)」や「ガラクトース」を食事から摂取しなくても、乳腺で「グルコース(ブドウ糖)からガラクトースをつくり出す」ことができるんですよ♡
ガラクトース過去問
二糖類の一つであるガラクトースは、脳神経組織を構成する重要な成分である。 (H28前 子どもの食と栄養)
正答:×
ガラクトースは「単糖類」。
コメント
明日試験二日目です。今日このサイトの存在に気づいて、いま全力で活用させてもらってます!!ありがとうございます!!!いままで全然頭に定着しなかったけど、こちらをみて、なんか希望の光がみえました!!
こつりりさん、コメントありがとうございます♪
試験1日目、お疲れ様です。
睡眠もしっかりとって、頑張ってください(*^^*)
「こどもの食と栄養」がややこしすぎて煮詰まっていましたが、何度も何度も繰り返し問題を解くと結構頭に入るものですね!すごく助かっています。全部目を通したいです。ありがとうございます。
ぐらぐらさん、コメントありがとうございます!
頑張ってください~☆