保育士試験2次試験(音楽・造形・言語)の選び方について解説します!
2次試験の科目は、受験申し込みの時に決定
保育士試験の2次試験は、「音楽表現」「造形表現」「言語表現」から2科目を選びます。
この2科目ですが、「1次試験に合格した後」ではなく、「受験申し込みの時」に決定しなければなりません。
令和8年度前期試験の申し込みは「令和8年1月8日(木)午前10時から令和8年1月28日(水)午後5時まで」。
全国保育士養成協議会のサイトから、インターネットで申し込みができます。

令和8年度前期試験受験の方は、願書提出の際に、一次試験に合格した場合の二次の実技試験で受ける科目を2つ選択して記入する必要があります。

得意なものがあればいいのですが、特にどれも得意でないとか、まあまあかじったことはあるけど的な場合、何を選んだらいいのでしょうか。
ちなみに私はピアノは習ったことがあるのですが、弾き歌いは無理・・・と思って、造形と言語にしました。
令和8年実施の試験の内容
(1)音楽に関する技術
幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする。
求められる力:保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること。
課題曲
- 『うれしいひなまつり』(作詞:サトウハチロー 作曲:河村 光陽)
- 『山の音楽家』(訳詞:水田詩仙 ドイツ民謡)
・・・今回はちょっと難しそうですね(;’∀’)
☆楽器は、ピアノ・ギターのいずれか
(2)造形に関する技術
保育の一場面を絵画で表現する。
求められる力:保育士として必要な造形表現(情景及び人物等の描写や色使いなど)ができること。
(3)言語に関する技術
3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、絵本や小道具を使わずに話します。
3つのお話の中から、試験官に指定されたものを話します。
課題
- 「ももたろう」(日本の昔話)
- 「おむすびころりん」(日本の昔話)
- 「3びきのこぶた」(イギリスの昔話)
求められる力:保育士として必要な基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること。
☆絵本、道具(台本・人形)などの使用は一切禁止
科目選びのポイント
2次試験の合格率は、95%といわれています。そこそこの対策をすれば、落ちることのない試験ですが、それでも油断していると落とされます。
とりあえずは、試験の内容を見て、得意なものを選ぶといいと思いますが、ここでは、準備にかかる手間やお金の面から考えていきます。
(1)音楽

・今回の課題曲は、2曲とも保育園でよく歌われ、子どもたちの好きな曲なので、練習しておいて損はないです!
楽譜は買うべし!
楽譜は一応、保養協のHPからダウンロードできます。
しかし、保養協の楽譜は、「G」や「C」といったコードネームが書かれているだけで、具体的に左手は何の音を弾いたらいいのか、わかりません。
コードネームを読んだり、編曲したり、移調したりと工夫が求められます。
個人のピアノのレベルによって、どんな和音で行くのか、変わってくるのですが、そもそもピアノを弾きなれていない場合は、どの音を弾いたらいいのか不安だと思います。
楽譜は、楽器屋さんなどでも手に入るので、これから保育の仕事をしようと考えているのであれば、保育の音楽がたくさん載っている本(2~3千円程度)を購入しておいといいと思います。
楽器も用意!
・ピアノの場合は、会場のものを使用できますが、ギターは持参しなければなりません。特にギターが得意というわけでなければ、ピアノが無難です。荷物にもなりませんし・・・忘れ物の心配もありません。
・家に練習に使えるような楽器がなければ、購入やレンタルをしたり、借りたり、教室に通ったりしなければなりません。ただ、この際なので自宅練習用にキーボードを購入しておくのもいいかもしれません。
「音楽教室に通う」のもオススメ!
自分で対策をするのが不安な場合は、音楽教室に通うといいです。
週1回で2カ月あれば、課題曲2曲ぐらいは弾けるようになりますし、弾きやすい弾き方や、テンポのとり方、声の出し方などアドバイスももらえます。
月謝も月1万円くらいです。

というのも、一人で練習していると、リズムをとるのが難しいんです。勝手に早くなったり遅くなったりしても、それに気づかないこともありますし。でも試験で勝手にリズムを変えてしまったら減点ですよね。なので、音楽教室に通わない場合でも、音楽の得意な人に一度は聞いてもらうといいですよ。
また、キーボードとピアノの弾き心地は違います。
キーボードは、どのキーをたたいても同じ大きさの音が出ますが、ピアノはたたき方によって音の強弱が変わります。
本番はピアノですので、ピアノを弾く経験をして、慣れておくといいです。
(お金はないけど、度胸のある人は、楽器屋さんのピアノを試し弾きするという手もありますが・・・)
ピアノ教室の空き教室をレンタルで使えるところもあるので、1度は本物のピアノで練習すうるようにしましょう♪
(2)造形

45分間で19センチ四方の枠の中に絵を描くのは結構大変です。子どもの絵や背景の絵など、よく練習をしておく必要があります。
https://hoikushi-taisaku.com/art/shutudai-kakomon/
色鉛筆にこだわるべし!
色鉛筆(12~24本)を用意する必要があります。(色鉛筆の選び方にもコツがあるのですが、そちらはまた今度。)
練習用の紙、こだわる人は本番と同じケント紙を用意して、練習します。
ケント紙と普通紙では、色鉛筆の発色の仕方が違います。
子どもの絵は本やネットで
図書館やインターネットで、イラストや子どもの写真を見ながら練習できます。
練習にかかる費用としては、練習用の紙と色鉛筆で2~3千円程度。色鉛筆にこだわっても、5千円は行かないのではないでしょうか。
(3)言語

3分間になるようにお話をまとめます。
お話のテーマは3つ与えられ、その中から当日試験官が指定したお話を話します。そのため、3つのお話について、それぞれ練習しておく必要があります。
絵本などを参考に、3歳児に聞かせることを想定しながら、自分でお話の展開を考えましょう。
図書館やインターネットでお話を調べることはできますが、求められているのは「読み聞かせ」ではなく「語り」なので、話の展開や話し方に工夫が必要です。
絵本や道具は使うことができません。考えたお話は覚えて、声のトーンや速さ、表情を工夫して話す必要があります。
お金はほとんどかかりません。
子ども相手に話す機会の少ない人は、子ども相手の話をイメージするのが難しいかもしれません。

試験のときは、自分の目の前に置かれた椅子3脚を子どもに見立てて話をします。実際に聴いているのは、試験官の方なので、ちょっと恥ずかしいです。
ちなみに
以下が「造形」で46点だった私の絵です。(50点満点、30点合格)

ところどころ変ですが、こんなんでも高得点で合格できます!
この絵を見て、自分でも描けそうって方、ぜひ「造形」に挑戦してみてくださいね!


コメント
絵画試験なのですが、色鉛筆なにがいいかなぁて。。ファーバーカラー、というのが、目に付いたのですが、三菱、トンボ、ファーバーカラーでしたら、どれがいいでしょうか?
ミニーさん、コメントありがとうございます✿
お返事遅くなってごめんなさい。
人によって、筆圧や絵の描き方が違うので、絶対にこれ!とは言えないのですが、余裕があれば3種類試してみるのが一番いいかと思います。
1種類だけで描こうとすると、色が薄い色と濃い色があったりするので、書いてみて、色が薄いなとか描きにくいな、と思ったら他の種類の色鉛筆を試してみるとか。
本番は、何種類かの色鉛筆を混ぜて持ってくる方が多いと思うので、いろいろと研究してみてください(●^o^●)♡