R7前期筆記試験まで、あと136日☆ 

解ける!わかる!保育士試験☆音楽理論⑬移調:移調後の調の調べ方

この記事は約3分で読めます。

保育実習理論問5移調問題が3分で解ける!簡単な解き方を紹介します。

テキストや問題集を何度見ても問5移調問題が解けない・・・何からどう解いたらいいかわからないって方必見!

きっと移調問題が得意になりますよ♡

一緒に頑張りましょう(^O^)/~☆

動画で学習♪

問5解き方の手順

以前に「簡単」と紹介した階段の図↓は、慣れるまでかなりの訓練を要したので、忘れてください。

保育士試験・楽典問題の表技♪移調②「移調前は何調?→移調後の調号」を過去問で練習。
前回のは、いわば基本編。 基本がなくては解けないですが、基本だけでも解けません。 過去問をもとに、練習していきましょう。 ~☆~ こちらの記事は、下記に書きなおしています ~☆~ 試験中に簡単な図を書くだけで、移調前の調が分かる方法を紹介し...

階段の図↑で頑張ってくださった皆さん、ごめんなさい。

今回は、もっと簡単な解き方を紹介します。

同じ、平成26年度再試験の問題を使って解説しますので、簡単~!を実感してくださいm(__)m

次の楽譜を長2度下に移調した時の調号は?
H26再

  1. ♯2
  2. ♯1
  3. ♭1

1.移調前の調を見つける

まずは、移調前の調を見つけてみましょう。

⑫で紹介した図を書きます。
chou6

♯が1つなので、主音がソ(ト長調)と分かります。
H26再

2.移調する

まず、主音を動かしましょう。

主音ソ → 長2度下 →主音ファ

3.移調後の調の調号を調べる

主音ファなので、
chou6調号は、♭1つと分かります。

ということで答えは・・・

  1. ♯2
  2. ♯1
  3. ♭1

3ですね!

試験によく出るのは何長調?

ほんとにこんな図で解けるの?って思った方、ぜひ、過去問を解いてみてください。

過去3年間、選択肢になる調は、同じです。
♯1・♯2・♯3・♭1・♭2の5つ。
そのうち、♯3(イ長調)・♭2(変ロ長調)が正答になったことはないので、実質3つです。

ニ長調

主音は「レ」。ファとドに♯がつきます。
♯2

ニ長調

平成29年前:ハ長調→長2度上→ニ長調
平成26年本:ホ長調→長2度下→ニ長調
平成25年本:ニ長調→短3度上→ヘ長調
平成24年本:変ホ長調→短2度下→ニ長調

ト長調

主音は「ソ」。ファに♯がつきます。
♯1

ト長調

平成28年前:ハ長調→完全5度上→ト長調
平成27年地:ハ長調→完全4度下→ト長調
平成26年再:ト長調→長2度下→ヘ長調
平成23年本:ト長調→長2度下→ヘ長調

ヘ長調

主音は「ファ」。シに♭がつきます。
♭1

ヘ長調

平成27年本:ハ長調→完全4度上→ヘ長調
平成26年再:ト長調→長2度下→ヘ長調
平成25年本:ニ長調→短3度上→ヘ長調
平成23年本:ト長調→長2度下→ヘ長調

イ長調

主音は「ラ」。ファ・ド・ソに♯がつきます。
♯3

イ長調

変ロ長調

主音は「シ♭」。シとミに♭がつきます。
♭2

変ロ長調

☆保育士試験受験体験談☆

試験勉強の合間に♪

保育士試験受験体験談

みんなの勉強の仕方や、試験の雰囲気がわかる!

コメント

  1. 五十嵐 より:

    うぱみ様
    新しいやりかたを教えて頂きありがとうございます!!
    とても分かりやすく、簡単でびっくりでした。
    諦めていた問5に光がさしました(*^^)v
    残り数日、何度も復習してみます。いつもありがとうございます。

    • うぱみ より:

      五十嵐さん、コメントありがとうございます❀

      私も、色々考えていたら、簡単な方法が見つかってびっくりでした。
      階段の図やらなんやら、変な図でいろいろ混乱させてしまって申し訳なかったです。

      ラストスパート!頑張ってくださいね♪

  2. ニコ より:

    保育実習理論の音楽がからきしだめで、
    悩んでいたところこちらのサイトにたどりつきました。
    どれも本当にわかりやすいです!
    半泣きになりました、、、
    私が受験するのは後期なので、まだ少し時間があるので
    何度も繰り返し読ませていただきたいと思います。
    本試験までお世話になります。
    本当にありがとうございます。

    • うぱみ より:

      ニコさん、コメントありがとうございます。

      私も試験勉強中かなり悩んだ分野なので、お役にたててうれしいです(*^_^*)♡

      試験勉強頑張って下さいね✿応援しています♪

  3. ペコ より:

    こんばんは。今週いよいよ試験ですが、音楽問題がわからず、問題集読んでも、ピアノ教室に行ってもわからなかったのが、こちらでスッキリわかり始めました。
    図での裏ワザでの出し方など、目からウロコです!なんとか、わかったのですが、ト長調はファに♯とかへ長調はシに♭つくというのはどのように導きだせばよいのでしょうか?プリントしてワークシートで作るというやり方のページも見ながらやっているのですが、この表は暗記して、ドに合わせて、とかレに合わせてとかしなければいけないのでしょうか…
    それとも、導く方法あるのでしょうか?詳しく解説してくださっているのですが、どこを読んで勉強したらよいのか…わからなくなってきてしまいました。。
    すみませんが、教えていただけたら幸いです。

    • うぱみ より:

      ぺこさん、コメントありがとうございます♪

      「ファドソレラミシ」の図、書いていただけたかと思いますが、
      ♯が増える場合→「ファドソレラミシ」の順
      ♭が増える場合→「シミラレソドファ」の順に
      ♯や♭は増えていきますよ!

      • ペコ より:

        お返事ありがとうございます。♯や♭が増えるのは理解したのですが、ト長調は♯一個というのは導きだせるのですが、その♯がドレミファソラシドのどの音に付くのかがわからなくて。。うまく説明できずごめんなさい。

        • うぱみ より:

          このページに書いてあるものですと

          ☆♯が増える場合

          ト長調(主音ソ)
          →ファに♯

          二長調(主音レ)
          →ファ・ドに♯

          イ長調(主音ラ)
          →ファ・ド・ソに♯

          という風に、「ファドソレラミシ」の順に♯が増えていきます。

          ☆♭が増える場合

          へ長調(主音ファ)
          →シに♭

          変ロ長調(主音シ♭)
          →シ・ミに♭

          という風に「シミラレソドファ」の順(ファドソレラミシの逆)に♭が増えていきます。

          ト音記号の横に♯や♭を書くときも、♯はファドソレラミシ、♭はシミラレソドファの順に書きますよ!
          こちらも、「完全5度」が関係しているみたいですね。

  4. たま より:

    こんにちは♪
    今月の後期に向けて勉強しています。
    この「移調」捨てていたのですが、なんとかクリアできそうです!!
    わかりやすい説明で本当に助かりました。
    たくさんテキストを購入したのに、実際に役に立ったのはこちらのサイトでした。
    なんかもう合格した気分です♪
    ありがとうございます!!頑張ります!

    • うぱみ より:

      たまさん、コメントありがとうございます(^^)

      お役に立てて嬉しいです♪
      楽典問題できると自信がつきますね!

      試験頑張ってください。応援しています(*˘︶˘*).。.:*♡

  5. もか より:

    うぱみさん、こちらのサイトに出会ってから音楽が進むようになりました。
    ありがとうございます!!!
    そして、質問させて下さい。

    《どんぐりころころ を、長2度上に移調した際の調合は?》
    と言う問題を解きました。
    解き方としては、
    ・#や♭が何もない→主音はド
    ・長2度上げると、主音はレ
    ・表に照らし合わせると、レは#2つ!!
    で、解くことが出来ました。

    その後、あれ?♭5つもレ、なのか。
    と気付いてしまいました。
    この場合、#2つか、♭5つかを区別するには
    どの様に考えれば良いのでしょうか。

    お手数おかけ致しますが、教えて下さい!!

    • うぱみ より:

      もかさん、コメントありがとうございます(●^o^●)

      ♭5つだと「変二長調」(主音レ♭)になってしまうと思います。
      これだと「短2度」しか上がっていないことに・・・。なので、最初に考えた♯2つでいいと思いますよ♪

タイトルとURLをコピーしました