保育士試験の保育原理・教育原理・保育の心理学で出題される重要人物のクイズです。
人物(外国人)の問題は、
- 保育原理・・・1~2問
- 教育原理・・・2~5問
- 保育の心理学・・・3~5問
出題されています。
保育士試験直前対策クイズ
関連する内容が多いので、今回は、3科目分を1つのクイズにまとめてみました。
これまで、当サイトでは、「一問一答クイズ」を中心にしてきましたが、人物の出題については、5つの問題の○×を判断する問題も多いので、今回は本番の試験を意識して3択問題にしてみました。
(一問一答で再確認したい!という方は、下記にリンクを用意してあるので、そちらからどうぞ)
「正しい記述」または、「不適切な記述」を一つ選ぶ問題です。
8割で「合格」と出ますが、満点合格を目指して頑張ってくださいね!
→うまく表示されない方はこちら(別ウィンドウで開く)
☆これより下には、ヒントが載っているので、見たくない方はスクロールしないように注意してください☆
簡単な解説
「保育原理」「教育原理」「保育の心理学」の3つに分けてありますが、厳密ではありません。
「保育原理」の人物でも「教育原理」や「保育の心理学」で出題されることもよくあります。
3科目まとめて勉強することが大事ですが、苦手な分野をもっと勉強したい!という方は、それぞれのページに一問一答が用意してあるので、ご利用ください。
保育原理
「保育」の充実や、「保育施設」「幼稚園」の設立に尽力した人物です。
フレーベル
- ドイツで世界初の幼稚園「キンダーガルデン」を設立
- 遊びのための教育玩具「恩物」を開発
- 著書『人間の教育』
- イタリア初の女性医学博士
- ローマのスラム街の「子どもの家」で幼児の教育に務める
- モンテッソーリ教具
オーベルラン
- フランスの牧師
- 「幼児保護所」開設
・・・世界最古の保育施設
オーエン
- イギリスの工場経営者
- 被雇用者の子どもたちのための「性格形成学院」設立
- 良き性格は、良き環境の中で、幼児期の間に作られる
マクミラン姉妹
- 自宅の庭に「保育学校」設立
- 保健指導員の経験を生かし、貧困家庭の幼児を対象に保育を行う。
☆さらに勉強したい方は、こちらもどうぞ☆
↑人物と思想・施設などを結びつける一問一答クイズです。
シンプルなクイズですが、ポイントをしっかり押さえられます♪
教育原理
人物と、教育論です。著作を残している人物が多いので、著作物もよく問われます。
- フランスの哲学者
- 消極教育
- 著書『エミール』
コメニウス
- 近代教授学の父
- 著書『大教授学』
- 著書『世界図絵』・・世界初の絵入り教科書
ペスタロッチ
- スイスの教育者。
- 直感教授。労作教育。
- 著書『隠者の夕暮れ』『幼児教育書簡』『シュタンツ便り』
ヘルバルト
- ドイツの哲学者
- 4段階教授法(明瞭、連合、系統、方法)
- 『教育学講義綱要』
カント
- ドイツの哲学者
- 「人間は教育されるべき唯一の存在」とルソーを批判
- 著書『教育論』
- イギリスの哲学者、啓蒙思想家
- 白紙論(タブラ・ラサ)
- 著書『教育に関する考察(教育に関する若干の見解)』
・・・序文「健全な精神は健全な身体に宿る」
ニイル
- 「子どもを学校に合わすのではなく、学校を子どもに合わせる」
- サマーヒルスクール開設
・・・「世界で一番自由な学校」として知られる
☆その他☆
- ブルーナー→発見学習
- スキナー→プログラム学習
- ブルーム→完全習得学習
- キルパトリック→プロジェクトメソッド
- パーカースト→ドルトンプラン
- ベル・ランカスター→助教法
☆もっと勉強したい方は、こちらもどうぞ☆
↑人物とキーワード、著作物、教育論などを結びつける簡単な一問一答ですが、サクッとできるので、試験直前の確認にも◎
保育の心理学
☆発達概念☆
- ゲゼル→成熟優位説
- ワトソン→環境主義
- シュテルン→輻輳説
ヴィゴツキー
- 発達の最近接領域
- 著書『思考と言語』
- 「外言」は、未熟な「内言」である。
- スイスの児童心理学者
- 発達段階を4つに分けた
- シェマと同化
- 物の永続性
- 自己中心性
- 象徴機能
- 保存の概念
ボウルビー
- アタッチメント
エインズワース
- ストレインジ・シチュエーション法
ハーロウ
- アカゲザルの子どもの愛着形成の実験
- 安全基地
- アメリカの発達心理学者
- 発達段階を8つに分けた(ライフサイクル論)
・・・乳児期の発達課題は、「基本的信頼 対 不信」 - アイデンティティ
- モラトリアム
コメント
3択クイズをさせてもらいましたが、
答え合わせの時に
「完全習得学習を提唱したのは、ブルーナーである。
正しい記述です」
のように表示されるので、間違って覚えそうで分かりにくいです!
答え合わせのところには正しいことだけ書けば良いのでは?
中野みずきさん、コメントありがとうございます(*^_^*)
「不適切な記述を選べ」の問題で、不正解を選んだ際に、正答のところに「不適切な記述」が表示されるので、混乱するということですかね?
「正答」部分は「不適切な記述」で、「線より下」は「選んだ選択肢についての解説」になっているのですが、確かにぱっと見分かりにくいですね。混乱の無いように、記述の方法を変えてみたいと思います。
ありがとうございました。