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描画の発達 象徴期と図式期の描画の特徴

この記事は約2分で読めます。

保育実習理論の問8あたりで、描画の発達に関する問題が、毎回出題されています。

毎回、おんなじような問題が多いので、点数をとりやすいところです。お手持ちのテキストなどで、もう一度よく確認しておきましょう✿

ミニテスト


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簡単な解説

錯画期・スクリブル期

1~2歳ごろ
はじめは、なぐりがきからはじまります。

肩から、腕全体を使って、バンッバンッ

だんだん、肘が動くようになり、線になっていきます。

更に、手首も上手に動かせるようになってくると、ぐるぐるも!

この頃は、○○を描こう!と目的を持って描くのではなく、感覚運動的な楽しさで描いています。

象徴期・前図式期

2~4歳ごろ
このころは、絵を描いた後に「○○」と名前を付けるので「命名期」や「意味付け期」とも呼ばれます。
だんだんと、独立した丸を描くようになってきます。

丸から手足が伸びる頭足人。

アニミズム。

図式期

4~9歳ごろ

基底線。レントゲン画など。

過去問

平成26年度再試験 保育実習理論 問8
次の図は、子どもの描画表現の特徴を示したものである。A~Eのうち、図に表現されているものを○、表現されていないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. 一点透視図法 →×
  2. レントゲン表現 →
  3. 展開図法 →×
  4. 基底線表現 →
  5. アニミズム的表現 →
平成27年度地域限定試験 保育実習理論 問7
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】N保育所の4歳児クラスで運動会の絵を描きました。
A児の絵:トラックでダンスをしているところ。
B児の絵:リレーをしているところ。
C児の絵:大玉ころがしをしているところ。

【設問】 絵の中にあらわれている描画の特徴として、適切な組み合わせを一つ選びなさい。

正答:A展開表現(転倒式描法) B積み上げ表現 C拡大表現

平成29年度後期試験 保育実習理論 問8
子どもの描画の発達において、肩やひじ、手首の運動が描画の表現に深く関わる。
はじめは肩だけの運動だったものが肩とひじを使った運動へ変化し、肩とひじと手首が連動していき、それらの運動が描画の特徴として現れる。次の図A~Dは、子どもの描画表現の特徴を示したものである。描画表現の発達の順序として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。


正答:5 D→B→C→A

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