の解き方を解説します(^^)☆
保育士試験「保育実習理論」楽典問題問6で問われるかもしれない問題。
実際の試験では短調が出題されることはとても少ないので、長調だけしっかり押さえてもらえればいいのですが、それでも短調が気になって仕方ないって方!読んですっきりしてください♥
長調はドから 短調はラから
長調はドから
長調の考え方については今度こそ⑪移調:「調」って何?調号(♯や♭の数)はどうやって決まるの?で解説している通り
「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」で上がって行くのがポイントです。
こうすると、「レ ミ ファ♯ ソ ラ シ ド レ」と弾いた時、ちょっと高いながらも「ドレミファソラシド」に聞こえます。
「ド(ハ)→レ(二)」と、主音を長2度上げたので、「二長調」です。
- 主音ド(ハ音):ハ長調 ←調号なし
- 主音レ(二音):二長調 ←♯2つ
短調はラから
短調の場合は、「ラ」から始まる音階を作ります。
「全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音」と上がるような音階を作ります。
「シ ド♯ レ ミ ファ♯ ソ ラ シ」と弾くと、まあまあ「ラシドレミファソラ」に聞こえます。
「ラ(イ)→シ(ロ)」と、主音を長2度上げたので、「ロ短調」といいます。
- 主音ラ(イ音):イ短調 ←調号なし
- 主音シ(ロ音):ロ短調 ←♯2つ
調号が同じ長調と短調
ここでポイントなのが、「二長調とロ短調は調号が同じ」ということです。
どちらもドとファに♯がつきます。
「全ての音を長2度上げた」ので当たり前といえば当たり前ですが。
「全ての音を長2度上げた」とき
- 「ドレミファソラシド」に聞こえる音階(全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音)が二長調
- 「ラシドレミファソラ」に聞こえる音階(全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音)がロ短調
というわけです。
調号として #が5つついた調は、ロ長調と嬰ト短調である。 の解き方
では
を見てみましょう。
今度こそ⑫移調:移調前の調を簡単に見つける魔法の図。より
♯5つは「シ」が主音の長調なので「ロ長調」です。
では、短調はというと
主音が「ソ♯」なので「嬰(えい)ト短調」っぽいですね。
ちょこっとまとめ
なんとなく、長調と短調、つかめてきたでしょうか?
つまり、何が言いたかったかというと
ドから「短3度下がった」のがラなんです!
というわけで、
レ→短3度下→シ
シ→短3度下→ソ♯
つまり
というわけです♪
コメント
うぱみさん、ありがとうございます!!
まだ微妙に理解できていないのですが「鍵盤4つ下げたら長調=短調になる。」ということを覚えておきます(^^)
独学で本当凄いです♡
私は、来年の4月に受けて来ます!
またご報告させて頂きますね。
鍵盤4つの方がわかり易かったですね(*´∀`)ありがとうございます♪
その曲が長調か短調かは、曲調が明るければ長調、暗ければ短調となるようですが、実際はどっちかわからない曲もあるみたいです。
子どもの曲は、明るい曲が多いので、試験で問われるのはほとんど長調です。なので、まずは長調をしっかりと抑えておいて、万が一短調を問われた際には「長調の鍵盤4つ下」とするといいかもしれませんね(≧∇≦)b