食事摂取基準②エネルギー・たんぱく質・カルシウム・鉄は必ずチェック!

食事摂取基準を見ていると、色々なパターンがあります。

  1. 男女とも同じ数値
  2. 男性のほうが多い
  3. 女性のほうが多い
  4. 数値の変化が少ない

2・3の「男性のほうが多い」「女性のほうが多い」は、

  • 全ての年齢区分で多い
  • 途中から多い

のどちらであるか、もポイントです!

  1. 男女とも同じ数値
    ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンC、ヨウ素
  2. 男性の方が多い
    エネルギーたんぱく質n-6系脂肪酸n-3系脂肪酸食物繊維ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅、マンガン、セレン
  3. 女性の方が多いことがある
    参照体位カルシウム
  4. 数値の変化が少ない
    脂質、飽和脂肪酸、炭水化物、クロム

色のついている項目がよく出題されている項目です。
下線は、5年間で1・2回程度出題された項目。

ということで、食事摂取基準は、全部を丁寧に見る必要はないんです!

時間の限られている方は、エネルギー・たんぱく質・カルシウム・ナトリウム・鉄・脂質をまずチェックしましょう(^O^)/

今回は、これら最重要な栄養素の出題されやすいポイントを解説します☆

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男性の方が多い

エネルギー

エネルギーのポイント

  • 乳幼児の身体活動レベルは1段階
  • 乳児は、0~5月、6~8月、9~11月の3区分
  • 学童期(小学生)から3段階
  • 常に男性の方が多い


「身体活動レベル」は、エネルギーでのみ設定されています。
「どの年齢から3区分になるか」をしっかり覚えておきましょう。

  1. 乳児期の推定エネルギー必要量は、0~5(月)と6~11(月)の2区分で設定されている。(H28前「子どもの食と栄養」より)
  2. エネルギーの食事摂取基準は、6~7(歳)以上の年齢において、身体活動レベルⅠ、Ⅱ、Ⅲの区分となっている。(H25本「子どもの食と栄養」より)
  3. 推定エネルギー必要量(kcal/日)は、3~5(歳)では、男性女性とも同じである。(H27本「子どもの食と栄養」より)
  4. エネルギーの食事摂取基準は、幼児期では、身体活動レベルⅡが示されており、1~2(歳)と3~5(歳)のいずれも、男性の方が女性よりも多い。(H25本「子どもの食と栄養」より)

正答1:× 2:○ 3:× 4:○ 

  1. 乳児期は、「推定エネルギー必要量」と「たんぱく質」のみ、3区分です。
  2. 「3~5歳」まではⅡのみの1区分で、「6~7歳」から3区分になります。
  3. どの年齢でも、男性の方が多いです。
  4. どの年齢でも、男性の方が多いです。

たんぱく質

たんぱく質のポイント

  • 乳児(目安量)は3区分
  • 「6~7歳」と「12~14歳」以降は、男子の方が多い
  • 「3~5歳」までと「8~9歳」「10~11歳」は男女とも同じ

  1. たんぱく質の食事摂取基準は、乳児期では、0~5(月)、6~11(月)の2区分で示されている。(H27本「子どもの食と栄養」より)
  2. 乳児期におけるたんぱく質の食事摂取基準では、母乳栄養児と人工栄養児の値が設定されている。(H28前「子どもの食と栄養」より)
  3. 10~11歳のたんぱく質の食事摂取基準(推奨量:g/日)は、男性女性ともに同じである。(H28前「子どもの食と栄養」より)

正答1:× 2:× 3:○

  1. 乳児期は、「推定エネルギー必要量」と「たんぱく質」のみ、3区分です。
  2. 母乳栄養児と人工栄養児は特に区別されていません。区別されていたら、混合栄養児は困っちゃいますね。
  3. 「3~5歳」までと「8~9歳」「10~11歳」は男女とも同じです。

ナトリウム

ナトリウムは、早い話が「塩」です。塩分取り過ぎも問題ですが、身体に必要な栄養素なので取らなすぎも問題。
日常的に分かりやすいように「食塩相当量」で書かれています。

ナトリウムのポイント

  • 男性は「12~14歳」、女性は「10~11歳」から成人と同じ


余裕のある人は、成人の数値も覚えておきましょう。

  1. 15~17歳におけるナトリウム(食塩相当量)の食事摂取基準(目標量:g/日)は、男性8.0 未満、女性7.0 未満であり、いずれも成人(18歳以上の年齢区分)と同じである。(H27地「子どもの食と栄養」より)
  2. 学童期のナトリウム(食塩相当量)の目標量は、男性女性とも成人(18歳以上)と同じである。(H27本「子どもの食と栄養」より)

正答1:○、2:×

男性は「12~14歳」、女性は「10~11歳」から成人と同じです。
「学童期」は、「6~7歳」「8~9歳」「10~11歳」を指します。

女性の方が多いことがある

「多いことがある」というのがポイントで、「女性の方が多い」時と「男性の時が多い」時と「男女とも同じ」時があって、出題者からしたら、問題と作りやすい項目です。なので、これらの項目の対策は必須!!頑張りましょう~☆

カルシウム

カルシウムのポイント

  • 「8~9歳」「10~11歳」は女性の方が多い。
  • 乳児期、「30~49歳」は男女とも同じ。
  • それ以外は男性の方が多い
  • 男女ともピークは「12~14歳」

小学校中学年・高学年は、女性の方が多い(牛乳じゃんけんは、女の子に譲ってあげよう!?)。
ピークは中学生。

男性の「10~11歳(700)」→「12~14歳(1000)」ってすごいですね。300も増えてる!!ヨーグルト2個分くらい?

  1. 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、1~2(歳)のカルシウムの推奨量(mg/日)は、男性女性とも同じである。(H28前「子どもの食と栄養」より)
  2. 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、3~5歳のカルシウムの食事摂取基準(推奨量:mg/日)は、男性のほうが女性よりも多い。(H26本「子どもの食と栄養」より)
  3. 15~17歳におけるカルシウムの食事摂取基準(推奨量:mg/日)は、男性女性ともに、各年齢区分の中で最も多い。(H27地「子どもの食と栄養」より)

 

正答1:× 2:○ 3:×

  1. 乳児期(目安量)は男女とも同じですが、「1~2歳」では男性の方が多くなっています。
  2. 男女とも、最も多いのは「12~14歳」(中学生)です。

鉄のポイント

  • 「10~11歳」から、女性は「月経あり/無し」に分かれている。
  • どの年代でも、男性より、「月経あり」の女性の方が多い
  • 「1~2歳」から、「耐容上限量」が示されている。


個人的には、「6~11月」が「推奨量」なのもポイントだと思います。

  1. 鉄に関して、女性では、10~11(歳)から、「月経なし」と「月経あり」の区分で、食事摂取基準が設定されている。(H28前「子どもの食と栄養」より)
  2. 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、3~5歳の鉄の推奨量(mg/日)は、男性のほうが女性よりも多い。(H26本「子どもの食と栄養」より)
  3. 鉄は、1~2(歳)および3~5(歳)の年齢区分において、男性女性とも耐容上限量は示されていない。(H27本「子どもの食と栄養」より)

正答1:○ 2:○ 3:×

  1. 「1~2歳」から耐容上限量が示されています。

鉄は、微量ミネラル?多量ミネラル?

ミネラルには、「微量ミネラル」と「多量ミネラル」があって、どっちでしょう?的な問題がしばしば出題されています。

簡単な見分け方は、「○○ウム」と「リン」は「多量ミネラル」。それ以外は「微量ミネラル」です。

多量ミネラル

  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン

微量ミネラル

  • 亜鉛
  • マンガン
  • ヨウ素
  • セレン
  • クロム

マンガン、要素、セレン、クロムなんて、まず出題されないと思いますが、万が一「クロムは、多量ミネラルの一つである。」なんて問題が来たら・・・「ウムがついてないから微量!」とサクッと答えを出してあげてください。

  1. 鉄は、多量ミネラルのひとつである。(H26本「子どもの食と栄養」より)
  2. 亜鉛は、微量ミネラルの一つである。(H27本「子どもの食と栄養」より)

正答1:× 2:○

鉄も亜鉛も「微量ミネラル」の一つですね。

数値の変化が少ない

脂質

脂質のポイント

  • 「0~5ヶ月」が、他の年齢区分と比較して最大(50)
  • 「1~2歳」以降は、すべて20~30

  1. 脂質の食事摂取基準(脂肪エネルギー比率:%エネルギー)は、男性女性ともに、年齢が高くなるにつれて多くなり、10~11歳では、25以上35未満とされている。(H25本)
  2. 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、3~5歳の脂質の食事摂取基準(脂質の総エネルギーに占める割合(脂肪エネルギー比率):%エネルギー)目安量は、男性女性ともに、40とされている。(H27地)
  3. 乳児の脂質(%エネルギー)の目安量は、他の年齢区分と比較して最大の割合となっている。(H28後)

正答1:× 2:× 3:○

「1~2歳」以降は、すべて20~30です。

ミニテスト

量が多いので2つに分けました。

似たような問題が出題されます。ひっかからないように頑張って☆

うまく表示されない方はこちら(別ウィンドウで開く)


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最後まで読んでくださりありがとうございます。

「○○についてもっと詳しく知りたい!」「△△について、もっと問題を解きたい」などありましたら、下記コメント欄にてお知らせください(どの記事のコメント欄でもかまいません)。

子育て中&第二子産休中につき、すぐにお返事できないこともありますが、なるべく対応させていただきます❀

うぱみ

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コメント

  1. みぃ より:

    こんにちは!
    28年後期 養護だけ落としました。
    教育原理と養護のコツとミニテストまたお願いします⤵
    あーーー。あと一問に泣きました。

    • うぱみ より:

      みぃさん、コメントありがとうございます(*^_^*)

      あと1問、悔しいですね(>_<) でも、再受験の方は、もう一度たくさん勉強して、学習内容を深めるチャンスでもあります。 一緒に頑張りましょう♡

  2. じょい より:

    本当にお世話になってます
    特に音楽の説明すっごく分かりやすかったです
    これからも欠かさずチェックしますのでよろしくお願いします
    テキストが一昨年のなので、毎年よく出される新しく覚えなければいけない数字問題などがありましたら教えてください(>人<;)

    • うぱみ より:

      じょいさん、コメントありがとうございます(*^_^*)
      お返事遅くなってごめんなさい。

      統計資料からの出題は、科目によって、まちまちですが。

      ●社会的養護
      児童養護施設入所児童等調査結果(厚生労働省)
      もうこれが、ダントツです!

      ●児童家庭福祉
      児童養護施設入所児童等調査結果(厚生労働省)
      ・各種調査結果
      色々な調査結果から出題され、同じ資料から出題されるということがあまりありません。その点で対策が困難です(+_+)
      とりあえず「合計特殊出生率」はおさえておくといいです。

      ●社会福祉
      ・少子高齢化
      「国民生活基礎調査」「人口動態統計」「少子化社会白書」などから出題されています。

      ●こどもの食と栄養
      ・乳幼児栄養調査(厚生労働省)
      ・国民健康・栄養調査
      ・学校保健統計調査(文部科学省)

      こんな感じです。
      今週・来週で個別に記事を書くので、詳細についてはもう少しお待ちくださいm(__)m

      • じょい より:

        ありがとうございます 新しい記事みさせていただきました 本当に勉強になります 四月のテストかなりドキドキしてます うぱみさんの参考書よりも分かりやすい説明のおかげで、わからなかったことが少しずつ理解できてきました 一回では合格できないと思う(まだ半分の教科しか勉強できてないので)ので、これからもかかさずチェックさせていただきますのでよろしくお願いします(><)

        • うぱみ より:

          じょいさん、コメントありがとうございます(*^_^*)

          まだ1ヶ月以上あるので、あきらめずに、一つでも多くの科目で合格点を狙えるように、勉強頑張って下さいね☆

          応援しています❤

  3. ねろり より:

    素晴らしいまとめに感動しました。
    独学でさまよっているところに光を当ててくださり
    ありがとうございました。
    今後共どうぞよろしくお願いいたします。

    • うぱみ より:

      ねろりさん、コメントありがとうございます(^o^)/

      お役に立ててうれしいです♡
      これからしばらくのろのろ更新になりますが、少しずつ更新して行くので、ぜひご活用ください!

  4. sueco より:

    うぱみさま

    はじめまして!
    いつもお世話になっております。明日は2回目の保育試験になります。
    前回は子どもの食と栄養がボロボロでした!

    勉強も行き詰まり今回も無理かなー。と感じていた時こちらに出会いました!

    とてもわかりやすく、すごく覚えやすいです!
    本当にこちらのページに出会えてよかったです!!
    良い結果をお知らせできるようにがんばります!

    • うぱみ より:

      suecoさん、コメントありがとうございます(*^_^*)

      お役にたてて嬉しいです!

      最後まで落ち着いて、頑張ってくださいね✿