個人差の大きい乳幼児の言葉の発達の時期。目安となる月齢は?

赤ちゃんクラス(1歳児クラス)を担任していると、
年度の始めに初めて言葉を発するようになった子が、
年度の終わりに、べらべらしゃべるようになっていたりして、面白いです。

1語文・2語文とお手本のように言葉が増えていく子もいれば、
ジャーゴン(宇宙語)で楽しそうにおしゃべりしている子もいたり。

何を言っているのかなかなか理解してあげられないとき、
一生懸命しゃべっている姿を見ると、もどかしく感じるのですが、

子ども同士、会話が成立している様子を見ると、なんとも微笑ましく感じます。

ということで、今回は、「乳幼児期の言葉の発達」について。
なのですが、ほとんど「乳児期の言葉の発達」についてです。

■スポンサーリンク■

言葉の発達クイズ

早速クイズで重要語句を確認してみましょう♪

不安な方は、下の解説を見てからでもいいですよ~


うまく表示されない方はこちら(別ウィンドウで開く)

解説を見たくないよ~って方は、これより下へのスクロールは気を付けてくださいね!

乳幼児期の言葉の獲得(発達)についての解説・用語説明

赤ちゃんは、どのように言葉を獲得していくのでしょうか。

それぞれの月齢(生後3か月ごろ、など)もよく出題されるので、注意してみていきましょう。

「月齢」については、個人差も大きいのですが、「だいたいこのくらい」という目安があります。(あまりに遅いと、自閉症などの発達障害が疑われることがあります。)

今回は、実際の保育士試験を参考に解説を書いているので、下記で紹介している「月齢」は、保育士試験の出題文にある月齢です。

2626f119a20e3de36bdfbaf2f80d613c_s

声になる前の「発声」

母音も子音もないけれど、赤ちゃんの言葉の発達は、意外と早く始まっています。

クーイング
・・生後1ヶ月ごろから機嫌のいい時に見られる喉の奥を鳴らすような発声を「クーイング」といいます。

(「機嫌の悪い時」や「不快な時」ではないですよ!)

声(音)から、言葉へ

大人の耳で聞いたら、まだ言葉になりきれていないけれども、赤ちゃんはしゃべっているつもりなのかもしれませんね。

もしかして、赤ちゃん同士ではすでに会話が始まっているのかも?

喃語
・・生後3ヶ月ごろ、「あーうー」などの母音からなる喃語が出現する。

基準喃語
・・生後6~8ヶ月ごろ、「ばーばー」など、母音と子音から構成される「基準喃語」が見られるようになる。

反復喃語
・・生後6~8ヵ月ごろ、「まんまん」などの反復する喃語を話すようになる。

ジャーゴン
・・生後1歳前後では、ブツブツ喋っているけれど、言葉として聞き取れないことがあり、これを「ジャーゴン」という。「宇宙語」や「○○ちゃん語」と表現する人もいる。

言葉

テレビではなく、ママや保育士など身近な人から、応答的にたくさん話しかけられた子の方が、言葉の獲得は早いようです。

絵本を読むときには、いろいろな絵本を読むよりも、同じ絵本を何度も読んだ方が効果があります。
好きな絵本の好きなフレーズを、子どもたちがまねをしたり、好きなフレーズの載っている本を読んでほしくて持ってきたり。楽しく言葉の獲得ができますよ。

言葉を話し始める子が遅い子もいますが、理解している言葉は、話すことのできる言葉より多いはずなので、ママや保育士がよく使う言葉を理解しているか、話しかけたり、観察してみるといいですよ。

初語・・生後10ヶ月から13ヶ月ごろ、意味のある言葉を話すようになる。

一語文・・「ママ」「ワンワン」など、一つの言葉で様々な内容を表現している言葉。

二語文・・「二語文」とは、1歳半ごろ、「ママ、ちょーだい」など2つの単語を組み合わせて作る文。

幼児期の言葉

子どものおしゃべり

幼児語・・乳幼児は、未熟なため「でんちゃ」「ちぇんちぇ」など幼児語で話をすることがあるが、幼児語で返す必要はない。

子どもの話す言葉は幼稚だったり、少なかったりしますが、耳からは多くの情報を取り入れ、話す言葉以上に理解できる言葉は多いので、保育者は、正しい発音を耳に届けることが大切です。

ちょこっとまとめ

「乳幼児期」といいながらも、成長の著しい「乳児期(赤ちゃん期)」が主に出題されています。

いつ、どのような言葉を獲得するのか、言葉とともにその時期(月例)にも注意して覚えておきましょう。