R6前期筆記試験まで、あと22日☆

保育士試験・楽典問題の表技♪一定だけど一定じゃない?音の階段のイメージで「音楽」が解ける!

この記事は約4分で読めます。

「ドとレ」「レとミ」「ミとファ」の間って、「同じ」なの? 基本的なことなのですが、これを理解していないと、和音も移調もできません。 domino 私はずっと「同じ」だと思っていました。 でも、結論から言うと、「ミとファ」の間は、「ドとレ」「レとミ」の間の半分なのです。 基礎中の基礎なのですが、私はこのことに気づくまで、結構苦労しました。 そして、これに気づいたら、テキストに書いてあることがすんなりわかるようになってきました。 保育士試験テキストの音楽のところを読んでも、さっぱり判らない!って方、もしかしたらここでつまずいているかもしれません。 もう少し詳しくお話ししますね。

動画でも解説しています♪

手っ取り早く理解したい方は、こちらをどうぞ(≧▽≦)

ドレミファソラシドは、音の階段のイメージだけど・・・

「ドレミファソラシド」は、階段を上るようなイメージです。 ただしこのイメージ↓ 音の階段1 は×です。 こちらのイメージ↓
音の階段2 が音の階段としては正しいイメージなのですが、この違い、分かりますか? ヒント:「ミとファ」「シとド」に注目してみてくださいね! そうなんです。「ミとファ」「シとド」だけ、なんだか階段が狭いですよね。 なんで? 答えは鍵盤にあります。 鍵盤2 「黒鍵」(黒いキーボード)が、「ミとファ」「シとド」の間にはありませんよね? 「黒鍵」を使うことを「半音上がる」「半音下がる」なんて言って、「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」で表しますが、「ミとファ」「シとド」の間は実は、「半音」しか上がっていないのです。 一定のペースで階段をのぼっていたと思っていたら、「ミとファ」のところでつまずいて「おっとっと」ってなりそうです。 「ドとレ」は、「ドとド♯」(半音)+「レ♭とレ」(半音)なので、「全音」といいます。 音の階段3 「ミとファ」=「ソとソ♯」=「ラ♭とラ」です。 イメージ的には、 「ド~レ~ミファ~ソ~ラ~シド~」って感じですかね?

「階段一段分=半音」として、 一段飛ばしで「ド~レ~ミ」と上がっていって、 「ファ」はすぐ次の段。 また一段飛ばしで「ソ~ラ~シ」で 一段飛ばさずに「ド」

つまずきますが、音楽が苦手な人は、階段の上り下りをするときに、やってみるといいと思いますよ。 この階段のイメージは、慣れるまでは、方眼用紙などに書いて、確認するようにするといいです。 私も初めのうちは、階段の絵をちまちま描いていました~ 慣れてきたら、階段の図の下にあるように、 ○●○●○○●○●○●○○●って○を書くだけでもいいと思います。 当サイトでは、今後この二つの方法を併用しながら解説していきますね。 ちなみに今回説明した内容、テキストの保育実習理論・音楽のはじめの方に、必ず書いてあると思います。 私が、小学校教諭免許をとるときのテキストには書いていなかった(それで苦労した)ので、今回ちょっと丁寧に解説してみました。 テキスト読んだけど、さっぱりだったよ!って方の、心に響く解説になれば幸いです♡

間違った階段のイメージは、リコーダーが原因?

ちにみに、なぜなぜどうして、ドレミファソラシドと一定のテンポで上がるようなイメージをつかまされ、今までだれも訂正してくれなかったのか・・・って話ですが。 (保育士試験には関係ないので、不要な方は読み飛ばしてください) ピアノ、オルガンなどのキーボードは、「ミとファの間はせまいのよ!」と主張していたはずです。 でも、私の場合、ピアノの先生も、学校の音楽の先生も、誰も教えてくれなかった・・・ 自分で気づけって? でも、 小学校の音楽であれほど練習したソプラノリコーダーって リコーダー 穴の感覚一定ですよね? これで刷りこまれれば、「ドとレ」「レとミ」「ミとファ」の間の感覚に差があるなんて、誰も疑いません。 自分で気づけって方が無理があります。 (こんなこと書いているからといって、別にリコーダーが嫌いってわけじゃないですよ。リコーダープロの方の音色は感動ものです。) 確かに、「ドレミファソラシド~」って歌ってみると、「ミとファ」「シとド」のところって変な感じがしますが、半音だって思っていなければ、音楽苦手な人は、「気のせいか~」で終わっちゃいますものね。 なので、「え?半音なの?気付かなかった」「テキストに書いてあった気がするけど、意味が分からなかった」って方。別にあなたが悪いわけじゃないです。気にしないで「へ~半音だったのか!」と勉強を続けてくださいね。

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コメント

  1. ましまろ より:

    うぱみさん、はじめまして。
    ましまろともうします。
    私は保育士さんを目指しているのではありませんが、ボイストレーニングを受けていて音階、音程のことを勉強中です。

    音の階段の解説がとてもわかりやすかったです!衝撃レベルでした。
    とくに、全音と半音の説明部分がいままで見たことがない図解でかつ、なるほど~でした。
    かんたんな図にできるって、ちゃんと理解していなければできないと思うので、すばらしいなあと思いました。
    とても勉強になります

    他のページもこれから拝見します!
    産休中とのこと、お体ご自愛ください(^o^)

    • うぱみ より:

      ましまろさん、コメントありがとうございます(●´▽`●)

      専門に勉強している方から、お褒めの言葉をいただき、嬉しいです♪

  2. yuumin より:

    初めまして。
    私はアルトサックスを独学で習っています。音を出すまで来ましたが移調楽器のため
    移調の知識が必要なので、たどり着いたらここへ来ました。
    初心者の私でも、理解できる詳しい解説ありがとうございます。
    順次、読ませて頂きますので
    今後ともよろしくお願いします。

    • うぱみ より:

      yuuminさん、コメントありがとうございます(^o^)/

      保育士試験学習者向けの内容ですが、専門の楽器を勉強している方のお役に立てて嬉しいです。

      練習頑張ってくださいね~☆

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