保育原理の出題傾向と問題形式

保育原理
保育原理では、保育を行う上での基本的な考え方を勉強します。後にも出てきますが、出題のほとんどは「保育所保育指針」からなので、穴埋めや○×などで、出題しやすいポイントを押さえていくことが合格につながる科目です。

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問題形式の変化

保育原理 問題形式
過去5年間では、

○×組み合わせ・・・51.4%
正答を選ぶ・・・15.0%
誤答を選ぶ・・・6.4%
組み合わせ・・・5.0%
穴埋め・・・21.4%
並べかえ・・・0.7%

となっていますが、グラフを見ていただくと、下記のような平成27年度試験から大きな変化があったことが判ります。

*組み合わせ問題の出現
*並べかえ問題の出現

28年度はどのような出題形式が多くなるかは分かりませんが、基本は、語句とその意味を正確に抑えていくことです。

出題傾向の変化

保育原理 出題傾向
保育原理に関して言えば、大きな変化はないです。保育所保育指針を中心に、保育の考え方に影響を及ぼした人物や、実際の保育現場での事例を交えた問題が多く出題されます。

人物、著書、教育論(日本人)・・5.0%

「保育原理」で出題される日本人は、ずばり「倉橋惣三(そうぞう)」です。赤沢鍾美(あつとみ)が出題される年もありますが、倉橋惣三がダントツです!

保育原理で問われる日本人は、その約8割が「倉橋惣三(そうぞう...

人物、著書、教育論(外国人)・・8.6%

保育の考えからに影響を与えた外国人は、テキストを見るといっぱいのっていますよね。こんなに覚えられないよ~って方もいるかと思いますが、特に多く出題されるのは、モンテッソーリ、フレーベル、オーエン、オーベルラン、ルソー、デューイ、コメニウスです。これらの人物の思想ややったことをしっかりと押さえていきましょう。

「保育原理」での出題は、1~2問程度ですが、「教育原理」など他の科目でも出てくる重要人物なので、押さえておく価値ありです。

「保育原理」で出題される重要な外国人を学習できるアプリ風クイ...

保育所保育指針・・44.3%

20問中8~11問が、保育所保育指針からの出題です。問題形式は様々ですが、穴埋めや○×組み合わせが多いです。
保育所保育指針全体から出題はありますが、特に多いのは、第1章「総則」、第3章「保育の内容」、第4章「保育の計画及び評価」です。

保育原理での保育所保育指針の出題率は、44%。20問のうち、...
※この記事は旧保育所保育指針を元に書いています。新保育所保育...
※この記事は旧保育所保育指針を元に書いています。新保育所保育...

法規・条約・・・10.7%

私の分類ですが、他の科目の「法規・条約」とは少し定義が違って、ここでは「児童福祉法」「保育所児童保育要領」「児童の権利に関する条約」「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」といった保育に関連する法規・条約をまとめています。

保育事例・・・27.1%

問題形式はほとんどが○×問題で、実際の場面での対応が5つほど書いてあって、それぞれについて○×を判断していきます。

*工作や砂場での子どもへの対応
*噛みつき、癇癪、発達障害の子への対応
*子どもの発達の遅れを心配する親や、ネグレクト・虐待の恐れのある親への対応

など、実際の保育の場面を想定して、保育所保育指針に則って、どのような対応をするか
が問われます。「保育所保育指針に則って」なんて言うと、保育所保育指針に何て書いてあったっけ?そんなに詳しく覚えてないよ・・・と不安になるかもしれませんが、常識として答えられる問題も多いので、そんなに心配はいりません。

ですが、「保育所保育指針」を読むに越したことは無いので、手元に置いて、毎日少しずつでも読んでおきましょう。

保育の歴史・・・2.1%

2回に一回出るかどうかなので、特別に力を入れて勉強するよりは、保育所保育指針の学習に時間を割いた方がいいと思いますが・・・

日本の保育の歴史など、人物、著書、教育論(日本人)・(外国人)とも関連する内容です。

その他・・・2.1%

一時保育や相談援助活動について出題されています。

学習のポイント

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とにかく、まず抑えるべきは、「保育所保育指針」です。「保育所保育指針」の学習なくして、保育原理合格はありません!

つぎに、保育の考え方に影響を与えた人物や、「児童の権利に関する条約」「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」などの法律や条約も抑えていきましょう。